ましこ悠和館(旧南間ホテル)
このホテルは上皇陛下が皇太子時代に学童疎開の折に滞在されていた建物です。
2Fには御座所があり、陛下は当時この部屋で玉音放送「終戦の詔書」を聞かれました。
元は奥日光にありましたが、益子焼窯元の塚本さんというお方が建物を譲り受けて
益子町に移築されたのだそうです。
宿泊も出来ます。
ぼくも泊まってみたいと思い予約しようとしたら空きがありませんでした。
それだけ人気があるのですね。
見学後、2Fの御座所で玉音放送を聴いて帰路につきました。
きょうは大晦日です。
一年なんて本当に早いものです。
何といっても健康が一番の財産ですね。
しみじみ感じます。
誰も想像しなかったと思います。
火事の時の初期消火のようにうまくいかなかったのかと悔やまれます。
医療関係者の方々は特に大変な一年だったと思います。
ご家族への誹謗中傷など堪えがたい内容も相当あったと想像に難くありません。
いつの時代でもそういう人は少なからずいるでしょう。
しかし、そういうことを言う人の意見に便乗することは人としてどうなのかと感じる
一年でした。自分が気を付けていてもいつの間にか感染してしまうのが今回のウイルスの怖さです。病院は最後の砦です。ここが崩壊したらどうなるかは誰でも想像できます。
失業された方もかなりの人数のようです、普段まじめに仕事をしている人たちが仕事を失って苦しんでいるのです。
何でも自己責任という方がおられましたが、果たしてそうでしょうか。そんな血も涙もないようなことを言わず、自力再建ができるよう手伝い、安心して暮らせるような政策を打ち出してほしいと思います。
次の日本を担っていくのは若い人たちです。
非正規雇用ばかり増えていると新聞にも出ていましたが、これで希望が
持てるでしょうか。安心して家庭を築けるでしょうか。
これ以上感染者が増えないことを祈り、新たな年を迎えたいと思います。
ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いします。