台湾に残る製糖工場跡
お屠蘇気分などではなかった今年の正月でしたが、日の経つのだけは
相変わらず早く感じています。特に何かに追われている訳ではないのに
何故か早く感じる。これも年のせいだと濁すしかないか。
きょうは台湾編です。
ぼくは台湾が大好きなのです。
台湾での移動はバスを利用することが多いです。
バス会社によってはシートがゆったりしているからです。
鉄道を利用する時はほとんど各駅停車です。
新幹線には一度しか乗ったことがありません。
今は台湾に行くことができないので残念ですが、旅行が再開されたら
真っ先に台湾へ行こうと思っています。
日本統治時代の台湾にはたくさんの製糖工場がありました。
今日はその中の一つ、大日本製糖です。
この時は台中に宿をとっていたのでに台中駅から各駅停車に乗って出発しました。
台中駅から約一時間くらいだったと思います。
「斗六」駅で下車、駅からバスに乗って30分くらいでしょうか。
「虎尾」で下車して、10~12分も歩けば着きます。
左側に大きな工場が見えてきます。
ここが大日本製糖工場だったところです。
現在も台湾企業が運営しています。
当時の社長は藤山雷太さんというかたで、その息子さんの藤山愛一郎さんという方は、
岸内閣で外務大臣の要職にありました。
工場近くの公園には藤山雷太さんの石碑が残っています。
公園には蒸気機関車も置かれています。
付近を散歩していると日本的な情緒を感じる場所がたくさんあります。
きょうの写真は製糖工場に残るSLと虎尾駅そして鉄橋です。この鉄橋を渡って、さとうきびを満載した貨車が工場に運び込まれていたのです。
torao eki