定期的に購読している本がある。
その中に、ある実業家が最期を迎えようとしている自分の母親に質問したこと。
「人生となんですか?」それに対し母親は「人生のことなんか知らねえ。ただ、一生懸命、一生懸命に働いてきた」。
ぼくにとってはとても強烈な印象が残った。
一所懸命に働く。
いかにこのことが大事か。
生まれた場所、境遇、環境など事情を上げたら切りがない。
どんな場所、境遇にあっても、ただ黙々と働くという単純かも知れない
一日の習慣が、ことのほか重みを感じた。
改めて生きるとはなにか、働くとは何かを考えさせられた。
貨物線の廃線跡