物で栄えて心が滅ぶ
薬師寺の元管主・高田好胤さんが遺された言葉だったと記憶しています。
確かに物がたくさんあると幸福に感じた時代もありました。
次第にエスカレートしていった結果、人間の心がおざなりになった気がします。
物も大切ですが人間の精神性を大切にしなければ本当の幸福は得られないと思います。
技術は日進月歩でどんどん進化していきますが、それを開発する人間の精神面での
安定と道徳が強く求められると思うのであります。
要はバランスでしょうか。
ぼくも年ばかり食ってしまいましたが、子どものころ祖父母からいろいろなことを言われたことを思い出します。明治時代に教育を受けた人はどことなく品性を感じざるを得ません。ぼくら孫には優しかった部分と、そして時には厳しいことを言われたものです。ありがたかったですね。
ぼくも祖父母から教わった大切なことを伝え残さなければと思いました。
さあ頑張らなくては。