捨てるということ
物を捨てるというと罪悪感を感じる。
やはり「もったいない」と言うことが真っ先に頭に浮かぶ。
それはそうです。
当時お金を出して購入したものをゴミとして捨ててしまうのですから。
そんなものでも、いつしか使わなくなってしまっていることに気づかない。
それは、また新しいものを購入するからであります。
そんなことを繰り返しているといつしかガラクタの山になっている。
部屋の中をがらくたもので一杯になって、しまいには物入にもスペースがなくなる。
一方ドイツあたりでは古い物を直しながら大事に使い続けていく文化が残っているそうです。物を買うということは何かをすてない限り部屋は狭くなるのですね。
ということは常にスペースを確保しておかないと何も新しいものは入ってこないことになります。きょうはそんな本を読んで考えさせられました。
確かに生きていくのにそれほど物は必要ないです。
必要になったら買えばいいと。
そういえば昔、外国人の女性ですが、いつでも身軽に引っ越したりできるようにスーツケース一つに入る分だけしか持たないことが何かに紹介されたいた。
老人保健施設に入居している知人のお母さん曰く、「何もいらない、写真もいらない、全部捨ててください」と。まだ頭はしっかりしています。
施設の食事は健康食だから、以前よりも健康になったとお医者さんがびっくりするくらいです。好きなものは食べないそうです。甘いものも適度に少量。
見習うべき点はかなりありました。
ぼくも少しずつ実行しよう。
きょうの写真は旧汐留駅。